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二月といえば、バレンタイン。普通はそう連想するが、日本の行事といえば節分である。
ということで、今回は節分のお話。

【穂波】「お兄ちゃん。今日何の日か知ってる?」
【YOU】「えっと、今日か? えっと、穂波ちゃんの誕生日じゃないし…バレンタインはもう少し先だし…」
【穂波】「もう、わっかんないかなぁー」
 穂波ちゃんはいきなり上着を脱ぎ捨ててスカートを降ろした。
【穂波】「えへへ、どう? お兄ちゃん」
【YOU】「そ、それは……」
 服の下から現れたのは、虎縞のビキニだった。
【穂波】「んで、これをつけると…」
 穂波ちゃんは、小さなポシェットの中から取り出した小さな円錐形の物を頭の両脇に張りつけた。
【穂波】「わかったでしょ」
 穂波ちゃんは得意そうに扁平な胸を反り返らせて両手を腰にそえた。
【YOU】「ああ、なるほど。”だっちゃ”って語尾につけるあれだろ?」
【穂波】「え、なにそれ?」
 穂波ちゃんは俺の答えに目を丸くして首を傾げた。
 さすがにネタが古すぎたのか、穂波ちゃんにはまるで理解されていなかった。
 あれでないとするとなんのコスプレだろうか? 最近のアニメでああいうのってあったかなぁ。
 いくら頭をひねっても答えが思い浮かばなかった。
 俺は降参と言うように片手を挙げて言った。
【YOU】「まいった。わかんない」
【穂波】「もう、お兄ちゃんったら。今日はね2月3日、節分だよ」
【YOU】「あ、そううか、節分か。なるほど、それで鬼の格好なのか」
【穂波】「えへへ。どう、セクシーでしょ」
 穂波ちゃんは色っぽいポーズをとっては、俺に流し目を送った。
 しかし、ほとんど起伏のない体をひねっても色っぽさのかけらもない。それよりは、白いソックスに裸の方が萌える気がしてしまう。
 俺の考えている事に気がついたのか、穂波ちゃんは睨むようにじっと俺の目をのぞき込んだ。
【穂波】「お兄〜〜〜〜ちゃん。穂波の事女らしくないって思っているでしょ!」
【YOU】「あ、いや…そ、そんな事ないって。色っぽいって、ほんとだよ」
【穂波】「お兄ちゃん、ほら!」
 穂波ちゃんはぺろっと可愛く舌を出して、指先でブラを少しずり下げた。
 見えそうで見えない乳首に、俺は思わず身を乗り出してしまう。
 乳房と体の区別がつかないほど扁平の胸なのに、それでも体は反応してしまう。まったく悲しいロリコンの性というやつだ。
【穂波】「あはは。お兄ちゃんのえっちぃー」
 穂波ちゃんは楽しそうに飛び跳ねてわざとらしく胸を隠した。
【YOU】「くぅ。穂波ちゃん! 豆まきだ! 豆まきやるぞーーー!」
 俺は照れ隠しに大きな声を上げた。
【穂波】「うん。お豆もね持ってきたよ」
 穂波ちゃんはポシェットの中から豆の袋を取り出す。豆のつまった袋に小さな手をつっこみ、豆を握り締めた。
【穂波】「えい!」
【YOU】「うぁいたぁ!」
【穂波】「あははは」
【YOU】「こら、俺にぶつけてどうする。鬼は穂波ちゃんだろ」
【穂波】「やだよぉ。お豆ぶつけられたら痛いもーん」
 そう言って穂波ちゃんはぱらぱらと俺に向かって豆を投げつけた。
【YOU】「えーい。仕返しだぁ」
【穂波】「えっ。や、やぁー、お兄ちゃん何するのーー!」
 俺は穂波ちゃんのパンツをひっぱると、床から豆を拾いあげて放り込んだ。
【穂波】「ひぁ。やぁ、お尻の間にお豆がぁ〜」
【YOU】「あははっ」
【穂波】「もう、ひどいなぁ〜」
 穂波ちゃんは俺を睨みつけて抗議すると、パンツの裾を広げて豆を床に落とした。
 トラ縞の裾からのぞいた、小さなお尻がたまらなく目につきささる。
【YOU】「穂波ちゃん。まだパンツに豆残ってるみたいだよ」
【穂波】「え? そんな事ないよ。全部取ったもん」
【YOU】「ほら、そこに残ってるよ」
【穂波】「えーーーっ、ないよぉ」
【YOU】「もう、ここだって」
【穂波】「え、きゃっ!」
 俺は穂波ちゃんを引き寄せると、パンツの中に手を差し込んだ。
 ふっくらとした恥丘から走る深い割れ目に指を押し込み、幼い襞に隠れた小さな突起を探り当てる。
【穂波】「や、お兄ちゃん…」
【 YOU】「ほら、ここにちっちゃなお豆があるだろ」
【穂波】「やぁ。だ、だめだよぉ。今日は節分だよ。豆まきしなくちゃ…」
 そう言ってるうちにも、穂波ちゃんの豆は固く尖ってくる。
【YOU】「だからさ、豆まきのあとはお豆を食べるんだろ。穂波ちゃんのお豆、食べたいなぁ」
【穂波】「もぉー。お兄ちゃんえっちすぎぃ! 今日はね、穂波、鬼なんだよぉ」
 穂波ちゃんは起こったように頬を膨らますと、すでに固くなりはじめた俺のものを
ズボンの上から掴んだ。
【YOU】「こら、ほ、穂波ちゃん、何を…」
【穂波】「くす。鬼に金棒! お兄ちゃんの棒いっぱいしごいちゃうぞぉ」
 穂波ちゃんの顔に笑顔が浮かんだかと思うと、小さな唇が俺の唇に押しつけられた。
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