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【羅魅】「デエット、デエットー、ご主人様とデエットー!」
【俺】 「だぁーーー! 真っ昼間からはしゃぐな!」
【羅魅】「だってぇー、ご主人様と、デートするの嬉しいんだもん」
【俺】 「あまりにも暇なんで公園散歩してるだけだぞ。ついでにいえば、草むらでいいことしてるアベックの観察もかねているのだが…。はぁ、やっぱり昼間からそんな光景はみられないか…」
【羅魅】「もぉー、ご主人様ったらぁー。もう少し夢のあること考えて下さいよぉ。
そんなんだから、将来犯罪者になるんですよぉ」
【俺】 「ラミとこうやって歩いてるだけで既に犯罪者扱いされそうな…」
【羅魅】「え、なんですぅ?」
【俺】 「いやなんでもない。そーいや、ラミって未来から来たんだったよな」
【羅魅】「はいですぅ」
【俺】 「だったら、お約束の空飛ぶ機械とか持ってないのか?」
【羅魅】「ありますよぉ」
タララッタラーーーン!(効果音)
【羅魅】「はい。抱きコブターーー!」
【俺】 「……(タケ○プターのパクリか? つーか、何故に豚なんだ)」
【羅魅】「どうしましたぁ」
【俺】 「豚なんかで飛べるのか?」
【羅魅】「豚じゃないですよぉ。抱きコブターですぅ。こうやって抱き抱きするとですね、だんだん紅くなって飛べるようになるんですよぉ」
【俺】 「しかし、どー見てもただの豚(サングラスかけてるぶんよけーに怪しいけど)にしか見えんのだが……」
【抱豚】「ふ、飛べない豚はただの豚だ」
【俺】 「うぉ、しゃべった」
【羅魅】「えへへー、未来の道具ですもん。しゃべるの当たり前じゃないですかぁ。じゃぁ試してみますね。頬をすりすりすると直に紅くなるんですよぉ」
【抱豚】「ぽっ…ぶひーーーーーーっ!」
【俺】 「おお、豚の鼻息でラミが飛んでいくーーーーっ! ……けど、あれ絶対男じゃ飛んでくれないような気もする。いや、それ以前にすっげぇ恥ずかしいぞ……」
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